「青葉台らしさを反映した“つながる場所”に」

SPRAS AOBADAI個別ブース会員 立石慎也さん

2022.01.12

7月にオープンしたSPRAS AOBADAI。駅からのアクセスが良いことに加え、広々とした空間、スタッフとの交流など、さまざまなポイントからSPRAS AOBADAIの入会希望者は着実に増えつつあります。

実際に会員として利用されている方は、どのような点に魅力を感じられているのでしょうか。そしてSPRAS AOBADAIを通じて見える、「青葉台」という街にどんな印象を持っているのでしょうか。

今回は、SPRAS AOBADAIのヘビーユーザーでもある、立石慎也さんにお話をうかがいました。

SPRAS AOBADAIを週8回利用!?

約10年前に、横浜線中山駅から青葉台の団地に引っ越してきた立石さん。個人向けのコーチングサービス、人材開発コンサルティングをしていらっしゃいます。

現在はもともと使っていた二子玉川にあるご自身の事務所と、SPRAS AOBADAIを使いわけているとのことですが……。

「SPRAS AOBADAIが開始された7月に入会したんですが、すっかり事務所のほうには行かなくなっちゃいましたね(笑)。人材派遣事業は事務所が必要なのですが、いま派遣している2人は現地直行なので、誰も事務所に来ないんです。だから、事務所はすっかり僕の遊び場みたいになっていました。けど、近くにここができて、今では週8って言いたいぐらいのペースで通っています」

立石さんにとって、SPRAS AOBADAI青葉台はとても居心地が良い空間だと言います。

「僕の毎日は、家で生活する時間か、二子玉川に行っているか、現場に行っているか、SPRAS AOBADAIに来ているか、という状態なんですけど、今は生活時間を除くと、ほとんどSPRAS AOBADAIにいますね。早いときは9時前に着いて、オープンを待っているくらいです。ダントツでヘビーユーザーだと思います(笑)」

リモートワークだけでは得がたい“ひらめき”が生まれる場所

存分にSPRAS AOBADAIを活用してくださっている立石さん。居心地の良い空間というだけでなく、SPRAS AOBADAIを利用することでお仕事にもプラスな面があるのだとか。

「今は自分自身の研究というか、探求を続けている時期なんです。いろんな本や論文を読んだり、動画を見たり、といったことをしているんですけど、SPRAS AOBADAIは近隣エリアを含めてスイッチを切り変える場所がたくさんあるんです。近くにある公園にコーヒーを飲みに行ったり、SPRAS AOBADAIの中で場所を移動してみたり、うろうろしています。
あとはスタッフの方とする雑談が結構大事です。雑談中に意外と閃きがあるんですよ。そこがやっぱりいいかな」

コロナ禍で、リモートワークが増え、“どこででも仕事ができる環境”は整いつつあります。無駄のない時間の使い方、効率が良い仕事の仕方ができますが、その無駄がなくなってしまうことで、失うものもあると実感したと言います。

「空いた時間を誰かと共有し、コミュニケーションをとることで、生まれてくるものもありますよね。人間的な安心感だとか、新しい分野に対する興味だとか、そういう偶発性がある場所が、コロナ禍で特に少なくなっているんです。SPRAS AOBADAIは偶発性が生まれる新しい場所になっているのかな、と思います。これからもっと会員さんが増えると、その可能性はふくらみそうですよね」

青葉台には程よい人と人との距離感がある

青葉台で約10年暮らし、SPRAS AOBADAIを使うようになって「より青葉台との関係が密になった」と言う立石さん。地域の魅力について改めて実感したそうです。

「SPRAS AOBADAIにも通じるものがあるんですが、人と人との距離感が程よいですよね。マナー、というか、互いを気遣う雰囲気があるんですよ」

それは、冷たい、とか殺伐したものではなく、礼儀があるからこその距離感が青葉台にはあると言います。

「一切交流を持たないという断絶した関係性ではなく、住民同士がリスペクトしているような印象があるんですよね。だから、とても安全な街だと思います。青葉台に引っ越してきた当時、息子は小学3年生で、娘は小学1年生でした。だから、家族が安心して生活できるというのは一番のポイントでしたね」

地域の人たちが助け合える場に

最近は、立石さんのご家族もSPRAS AOBADAIに立ち寄る機会もあるのだとか。立石さんご自身にとっても、ご家族にとっても、SPRAS AOBADAIは「もうひとつの居場所」になっていきそうです。

そんなSPRAS AOBADAIに対して、立石さんが望むことについて聞いてみました。

「地域での助け合いですかね。例えば、共稼ぎのご家庭のサポートとかできる場になるのもいいと思うんですよね。ただ、あまり距離が近すぎると問題も起こるかもしれない。今のような距離感を持ったまま助け合えるような関係ができていくといいのかなと思います。

これから社会に出る学生たちが、社会人の先輩と交流できる場にもなるといいですよね。うちの息子は今大学1年生ですけど、SPRAS AOBADAIには大先輩がいらっしゃるから、先輩たちに自分の話を聞いてもらえる機会があったらいいなと思います。SNSやインターネットが普及してきたけれど、リアルの世界で実際に会って『いろんな人がいるから生活は成り立っているんだ』ということを知るのもいいんじゃないかな」

暮らす人と人が繋がる。ただ、繋がり方にもその地域のカラーが出ます。青葉台のカラーがSPRAS AOBADAIにも反映されつつあります。そうなることで、より地域の人たちがなじみやすくなっていくのではないでしょうか。

SPRAS AOBADAIがそのつながる場所の拠点のひとつとなっていく日も、そう遠くないのかもしれません。