アフターレポート
2024.10.04
【アフターレポート】\スプラス青葉台3周年記念イベント/スプラス感謝展
\スプラス青葉台3周年記念イベント/スプラス感謝展
東急田園都市線青葉台駅から歩いてすぐ、青葉台郵便局2階にある、スプラス青葉台(以下、スプラス)は、しごと〈Work〉と暮らし〈Life〉の融合を目指すコミュニティ・コワーキングスペースです。仕事場として、読書や学び・語らいの場として、さまざまな人の居場所であり続けてきました。
2024年7月13日(土)「スプラス青葉台 3周年記念イベント スプラス感謝展」が開催されました。3周年である今回のテーマは「スプラス青葉台でうみだす、つながる」。 会員さんの「やってみたい」を一緒に形にしたり、会員さんとスタッフで自発的に繋がりを生み出してきたスプラス。3周年イベントでも、会員さんが出店者となる「スプラス0→1マルシェ」や、スプラスの3年間の思い出を振り返る「スプラス思い出写真展」、幅広い世代の方が一緒に楽しむことができる「青葉台ビンゴ大会」が開催され、開催当初の10時から終了の17時半まで、多くの参加者でにぎわいました。
さらに、スタッフによる、さまざまな青葉台の風景を切り取った素材(マテリアル)を使った「青葉台マテリアルちぎり絵ワークショップ」や、ここまでのスプラスを振り返り、これからどんな場所を作っていきたいか、みんなで考えるトーク&ディスカッションイベント「スプラス青葉台未来会議」も開催されました。
多様な人々が集い、自分ならではの表現や、そこから生まれるつながりを存分に楽しんだ、笑顔で満ちた一日の様子をお届けします。
スプラス0→1マルシェ
「スプラス0→1マルシェ」は、スプラスが位置する「青葉台」にまつわるモノ・コトを扱っているマルシェです。青葉台に馴染みのあるお店だけでなく、スプラスの会員さんやスタッフも出店しているのがスプラスならでは。今回は新しく出展してくださる方も多くいらっしゃいました。
<出店者の皆さん>
*CRAFT・WORKSHOP
・nanaco.design【ねこのイラスト雑貨販売】
・価値観カードゲームめくり【ワークショップ】
・Amazin’Green【苔テラリウム作成キット販売・ワークショップ】
・KITOKA【お花、クレヨン販売】
・ルノルマンカード【ワークショップ】
・「たまプラー座」まちなかパフォーマンスブース【展示】
・会員Hさんのフリーマーケット【販売】
・会員Yさんのフリーマーケット【販売】
・スプラススタッフブース【販売】
*oasobi(刺繍雑貨)
*ほほほ湯(似顔絵、本)
*FOOD・DRINK
・The Bakehouse Lagom【パン】
・お食事処おぎ【お弁当】
・bakeshop effet【焼き菓子】
スタッフや来場者の方々と生き生きとコミュニケーションをとる出店者の皆さん。スプラスという場だからこそ在れる、等身大の自分で来場者や青葉台のもの・こととのつながりを楽しむ様子が印象的でした。
「スプラスが自分にとっての0→1を作ってくれた」と語るのは、カスタムクレヨンの販売をするKITOKAさん。スプラスのスタッフがご縁を繋いでくれたことが、様々な場所で出店できるようになったきかっけなのだそう。初めて自分のお店として出店し、自分が作ったものが初めて売れた場所、スプラスは、KITOKAさんにとってとても大きな存在であると教えてくださいました。
フリーマーケットを行う会員Hさんは、娘が作ったアクセサリーや雑貨等を販売。「スプラスは自分にとってのファーストプレイス」と笑顔で話してくださいました。スプラスで出会った人の名前を書いた名簿を見せてくださり、スプラスは自身にとってとても大切な場になっていると教えてくださいました。
苔テラリウム作成キット販売・ワークショップを行うAmazin’Greenさんは、普段は兵庫を拠点に活動しているため、スプラスに来れるのは月に一回ほど。そんな中で、「つながり」をテーマにした今回の感謝展では、自分自身の好きなもの・ことを通して、多くの人と繋がれるのではないかと思い、出店することに決めたのだとか。自身の大好きな苔を通して、スタッフや来場者の方々と生き生きと交流する姿が印象的でした。
スプラス思い出写真展
当日はスプラスの3年間の思い出を振り返る写真を展示。さらに、当日は写真展示に加えて、簡易カメラ「チェキ」が用意され、撮影された写真をその場で随時展示していきました。「これまでとこれからをつなぐ場に」という想いが込められた今回の企画。来場者の方々は食い入るように、時間をかけて真剣に写真を眺めていました。
青葉台ビンゴ大会
さらに、幅広い世代の方が一緒に楽しむことができるビンゴ大会も開催されました。青葉台の地域のことをより深く知ることができる様々な景品が用意され、出店者の方々、来場者の方々、スタッフ、スプラスにいるほとんどの人が参加し、大いに盛り上がりました。
青葉台マテリアルちぎり絵ワークショップ
植物や、建物の壁、道や、公園。さまざまな青葉台の風景を切り取った素材(マテリアル)を使ったちぎり絵ワークショップも開催されました。ありがとうを詰め込んだ「サンクスボード」。ちぎって貼って、彩って、ボードを完成させます。下絵はコミュニティラウンジ会員のnanaco.design ( Instagram:@nanaco.51)さんに描いていただきました。スプラス3周年を意識して3つの葉を描いたのだそう。子どもも大人も一緒になってボードを彩りました。
スプラス青葉台未来会議
イベントスペースでは、ここまでのスプラスを振り返り、これからどんな場所を作っていきたいか、みんなで考えるトーク&ディスカッションイベントが開催されました。ただのコワーキングスペースではない、スプラスらしい場所を目指すために、スタッフと会員さん、その場に集まった来場者の方々と一緒に考える場となりました。参加者たちは、「スプラスがこんな場所だったらいいな」という想いを語り合いました。「好きな自分でいる」「迷惑をかけあって支え合う」「休む」「その日にやりたいと思っていたことを大切にする」「機会をつくる」など、一つに縛られない多様な場のあり方があげられます。
仕事場であり、自分を表現する場であり、居場所である「スプラス青葉台」
スタッフ、出店者の皆さん、来場者の皆さん、みんなでつくったスプラス3周年イベント。
スプラスは仕事場であり、自分を表現する場であり、居場所であり、一つに縛られないさまざまな要素を含んだ場です。人によって場とのつながり方も異なっていて、だからこそ予測のつかない多様なつながりや動きがうまれるのだと感じました。
青葉台を舞台に、自分の居場所を見つけたい、なにか新しいことをやってみたい、という方はぜひスプラスを訪れてみてくださいね。
取材・文・写真/伊藤彩