アフターレポート
2022.03.11
2022年2月28日、スプラス青葉台にて『語りBAR』 ~テーマ:第4回:「nexusチャレンジパーク」×「スマートドリンキング」新たなまちづくりに参加しよう〜 が開催されました。
当日は地元のKEEL’S BAR HOUSE AOBADAI特製の軽食に加えて、アサヒビール提供の微アルコール飲料・ノンアルコール飲料を楽しみながら、ゆったりとした雰囲気の中でのイベントとなりました。
イベント詳細はこちら▶https://spras-aobadai.net/1231/
今回のテーマは「nexusチャレンジパーク」×「スマートドリンキング」について。
「飲・食」を通して、青葉区で生活する人の新たなコミュニティの形を作りたい!
青葉区に住む人の幸福感をもっと高めたい!
そんな想いから、東急株式会社とアサヒビール株式会社が新たな取り組みを始めています。
地元のKEEL’S BAR HOUSE AOBADAI様とタッグを組み、皆さんの「つながり」の輪ができる場を定期的に開催。
今回はその第4弾として、「nexusチャレンジパーク」×「スマートドリンキング」についてパネルディスカッションやテーブルごとのワークショップを楽しみました。
ゲストには、東急(株) 三渕卓さん、アサヒビール(株) 元田済さん、アサヒビール(株) 西原香織さんをお呼びしました。
◎ゲスト紹介
三渕 卓
東急(株)沿線開発事業部
nexus構想の推進を担当し、多摩田園都市エリアの自由で豊かな暮らしの実現を目指しています。ご参加いただく皆さまとのざっくばらんな議論を通して、生活者起点のより良い郊外まちづくりを進めていければと思います。
元田 済
アサヒビール(株)新価値創造推進部
スマートドリンキング・プロジェクトの推進を担当し、飲める人も、飲めない人、飲まない人も共に楽しい空間や時間を共有できる社会の実現を目指して活動しています。最近のテーマは、飲めない人研究。飲めない人へのインタビュー調査、アンケートを重ねながら、飲めない人が安心して楽しめる飲みの場を作りたいと思っています。
西原 香織
アサヒビール(株)コーポレートコミュニケーション部
青葉区在住。コロナ禍をきっかけに、会社⇔自宅の往復から、住んでいる場所の近くで、学び、働き、遊びたい、地元の皆さんとつながる新しいコミュニティに参加したいと思うようになりました。同じような想いを持たれている方と交流し、その中で「スマートドリンキング」が何らかの形でつながるきっかけになればと思っています。
前回に続き、今回も御礼満席!
まずはじめに、今回のイベントタイトルにある「飲む人も、飲まない人も。」の趣旨について、アサヒビールさんより「スマートドリンキング」(通称:スマドリ)という新しい飲酒の楽しみ方が広がっていることを教えていただきました。
ノンアルコール・微アルコール飲料の製法や、社会的なアルコール文化に対する変化など、興味深いお話ばかりで聞き入ってしまいました!
お酒を飲みたいとき、飲めない時、あえて飲まない時、、、
自分や他人の体質やその時の気分に合わせてお酒やノンアルコールをスマートに選べる、そんな時代がやってきています!
続いては、東急グループが推進されている、多摩田園都市エリアにおける生活者起点での新たな郊外まちづくり「nexus構想」について。
「nexus(ネクサス)」とは、つながり・連鎖を意味する言葉で、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合した「歩きたくなるまち(Walkable Neighborhood)」を目指した取り組みがスタートしています。
特に昨今の世の中の変化は人々の生活スタイルを変え、郊外滞在時間の増加や自然への期待などが高まりを見せており、
”緑豊かな「田園」と職住近接型の「都市」の共存がカギになるのではないか” というお話がありました。
実際に「nexus構想」の第1弾として、川崎市、横浜市の市境近辺にある虹ヶ丘団地・すすき野団地エリアに、
「nexusチャレンジパーク早野」の開業が2022年4月に予定されています!
駐車場広場エリア・生態系エリア・ネクサスラボエリア・ファイヤープレイスエリア・ニジファームエリアなど、7,800㎡の広い敷地の中にさまざまなサステナブルなテーマをもつスペースのもとで、
地域のキープレイヤー(バディ)と協力した運営が計画されているとのことで、とっても楽しみです!(模型図も見せてくださいました!)
後半は、テーブルごとにワークショップを行いました。
「nexusチャレンジパーク」×「スマートドリンキング」でどんなことをやってみたい?をテーマに、私も参加者として、チームのみなさんとどんどんアイデア出しを行いました!
地域住民を起点にこれから作り上げられていくということで、「こんな場所があったらいいな~」と思えるような個々人の自由な発想から、メンバーが乗っかっていく形でとても盛り上がりました!
最後に各チームからどんなアイデアが出たか発表タイム。
「スマドリしながら、野外映画鑑賞や音楽フェス、スポーツのパブリックビューイングをしたい!」
「生態系エリアで育った昆虫を中心に、昆虫食イベントが開催できるのでは?!」
「ファイヤープレイスエリアでBBQをやりたい!石窯でピザを焼いてみたい!」
「雑草を食べてくれるヤギをみんなで飼育したい!ペットも連れてピクニックしたい!」などなど、
聞くだけでワクワクするアイデアが続々と。
その他、青葉台からバスで行けるといいな、授乳室があるといいな、などのリクエストもあり、
それぞれの方に合った暮らし方の提案の必要性や、その多様性の面白さを改めて感じる機会となりました。
暮らしのスタイルが急速に変化してきて、ニューノーマルの定着を実感する今日此頃。
ごはんやお酒を囲みながら語り合う機会がめっきり減っていたんだなと改めて感じるとともに、「飲・食」は初めて出会う人と人との隔たりを一気に縮め、誰もが笑顔になれるパワーを持っていると実感しました!
そして「まちづくり」も同様に、誰しもが社会とのつながりをもっているからこそ盛り上がれるテーマであると思います。
地域のヒトとの交流を通じて魅力的なまちの仕掛けを考えたことで、新しい発見や出会いが生まれ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
「nexusチャレンジパーク」がどのような空間として親しまれることになるのか、「nexus構想」のこれからの展望に注目していきたいです。
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編集:小名川 泰誠(こながわ たいせい)スプラス青葉台コミュニティビルダー/アルバイトスタッフ
今年の春より大学院生。学部時代は生物学を学ぶ。プロ野球シーズン開幕が楽しみ。アルコールには弱いタイプ。SPRAS青葉台にて、コミュニティビルダーとして地元の地域のステキなヒトやモノをつなげている。