アフターレポート

「【アフターレポート】\めぶき市 ~もの・こと・ひとと出会い つながりが芽生える日~/」

2024.10.03

2024年6月23日(日)、コミュニティ&コワーキングスペース「スプラス青葉台(SPRAS AOBADAI、以下SPRAS)」が企画するマーケット型イベント「めぶき市 ~もの・こと・ひとと出会い つながりが芽生える日~」を開催しました。

「めぶき」というテーマで、青葉台生まれのプロジェクトや、少し駅からは離れているお店をたくさんお呼びしました。SPRASの名前の由来である、このまちの“芽生え(スプラウト)”を感じられるようにという想いを込めました。SPRASを日頃から利用してくださる会員さんを初め、青葉台近隣のまちの方たちが立ち寄ってくださり終始賑わいを見せていました。

出店者一覧はこちら↓

https://spras-aobadai.net/3300/

<出店者さんたちのようす>

 

BOOK TRUCK【書籍】

BOOK TRUCKは公園や駅前、野外イベントなどの行く先々に合わせて、その都度品揃えや形態が変わるフレキシブルな移動本屋です。

小説やエッセイ、絵本から、まちの本屋ではなかなか手に入らない珍しいアートブックや古本まで見応えのある品揃えで、老若男女さまざまな方々が真剣に本を手にとり読まれている姿が印象的でした。ブックガチャという、ガチャガチャを回してランダムに出てきた本に出会えるというサービスも人気でした。普段、あまり本を読まれない方や、新しい本に挑戦できない方などに好評だそうです。

 

◎里のengawa【寺家産の調味料、加工品など】

寺家ふるさと村の奥にあるコワーキングスペース。働き方も暮らし方も様々な人が集い、シェアオフィス、レンタルスペースのほか、寺家の農産物を使った食品の製造販売も。

商品の紹介をしてくださったのは、なんとコワーキングスペースの利用者さんでした。この日は、里のengawaの魅力を伝えるお手伝いをしたいとのことで、終日お店番をされていました。利用者さんに愛されていて、場としてのあたたかさが伝わってきます。

田園風景の中で働いたり、食事をしたり、近くで採れた野菜など地域の農作物のお買い物もできます。

 

◎NPO法人ぷかぷか【焼き菓子、アート&クラフト雑貨】

緑区霧が丘にあるNPO法人。こころがぷかぷかするようなおかしや雑貨を販売されています。

さまざまな部門に分かれて活動されている就労継続支援B型事業所から、この日は「お菓子工房にじいろ」のメンバーの方々が出店してくださいました。

シンプルで素朴な素材でありながら、食べると味わい深くホッとするお菓子です。

お菓子をいくつも選ばれて購入する方が多く、大人気でした。

 

◎sometae【手ぬぐい・風呂敷】

デザインから型を彫り、色糊を調色して捺染で手ぬぐいなどを染めて販売されています。

クスッと笑ってしまうようなかわいらしい世界観に魅了されるファンが多く、たくさんの方々が、広げながら迷われていました。

名入れのサービスもされていて、入れてほしい名前を伝えると、その場で文字も入れてくださいました。少し力の抜けたホッとするようなフォントで、目の前で型を作って刷ってくださるのは贅沢な時間です。

その隣では、名入れの助っ人としてきてくださったSanbonyamaさんのハーブティーやヘアバンドなどが並びました。

 

◎HONOTOKIKI【エシカルアイテム】

みつろうラップ、お風呂用ハーブ、竹歯ブラシなど環境に優しい自然素材の日用品を販売されていました。

リピーターの方も多く、昨年SPRASで開催した「JUNKAN MARKET」で初めてHONOTOKIKIさんを知って、前回のお買い物で気に入った蜜蝋ラップを買いにきてくださったという方も。

今回は定番のエシカルアイテムの他に、数日前に偶然知ったという横浜市在住の作家さんにお願いして、このイベントにあわせてマーブル模様の素敵な封筒を作ってもらったそうです。一つ一つ手作業で作られたさまざまな表情を見せる封筒は、たくさんの方の目を引いていました。

 

◎KITOKA【お花、クレヨン】

プリザーブドフラワーと、色とりどりのお洒落なクレヨンが販売されていました。

KITOKAさんのコーナーは一面がカラフルで、道行く方の足を止めたくさんの方々の目を惹きつけてました。じっくりと見て手にとる方の中には子連れの方も多く、子供たちがキャッキャ言いながらクレヨンを選んでいる光景もあり、賑やかでした。お子さんのプレゼント用にと選ばれている男性もいらっしゃいました。

 

◎お菓子工房ichigo-e 【焼き菓子、冷凍デザート】

オーガニックオートミールと、横浜市緑区にある前田養鶏場のうみたて卵を使った、グルテンフリーの体に優しいスイーツを販売されていました。

小麦を使わずに代わりにオートミールを使っているそうですが、オートミール自体にはクセがあるので、その風味をなるべく和らげて、食べやすいように仕上げているようです。中でも印象的だったのが、フルーツポリッジという果物で炊き上げた、冷凍のお粥です。シャーベットのような舌触りでありながら、素材の風味を生かした優しい味わいでした。ある会社からレシピ開発を頼まれてフルーツポリッジを作ったことから、ichigo-eとしての活動が始まったそうです。

 

はやし農園【旬の露地野菜】

青葉区鴨志田エリアでご夫婦で旬を大切に営まれている農家さん。味のあるイラストが描かれた元気なPOPが目を惹き、生き生きとした野菜が光ります。

自らの手で直接消費者の元へ届けに来られるスタイルで、野菜ひとつひとつのストーリーや美味しい食べ方を教えてもらえるので、料理する上で肝心な調理方法も知ることができて、レシピには困りません。はやし農園さんを目当てに来られる方も多く、人気っぷりを伺うことができました。

 

◎スプラス青葉台(SPRAS AOBADAI)【コミュニティ&コワーキングスペース】

おわりに

めぶき市へお越しいただいたみなさま、関係者のみなさまありがとうございました!

 

偶然駅前を歩いていてふらっと立ち寄ってくださった方や、ゆっくり出店者の方との会話を楽しみながらお買い物される方まで、さまざまな方にお越しいただき、青葉台の駅前が賑やかに活気付いた光景を見れたことは、私たちにとっても大きな喜びでした。

 

改めて、今後もSPRASらしく青葉台の魅力や情報を発見し、伝えていきたいと思います。

 

編集:スプラス青葉台スタッフ石山