アフターレポート
2023年9月9日(土)、「JUNKAN MARKET」が、SPRAS AOBADAI を一般開放して開催されました。
今回のテーマは、「循環」。
「人も、自然も、お互いにやさしく関わり合って、循環できるように。」
そんな想いを持った青葉台周辺で活動されている出展者のみなさんに集まっていただきました。
からだにやさしいフード、物販の他、お子さんもたのしめる体験型ワークショップやヨガのワークショップもご用意しました。
出店者一覧はこちら↓
https://spras-aobadai.net/2374/
出店者のご紹介をします。
コンポストアドバイザーの資格をもつkaraku compostさん。
今回販売していただいたLFCコンポストは、ファスナー付きで虫の侵入を防いでくれるので初めての方も安心。見た目もスタイリッシュでベランダに置いても映えるデザインなので、コンポストへのハードルを一気に下げてくれます。
karaku compostさんがコンポストを始めるきっかけは、お子さんのある一言だったそう。
「環境が悪化していくなかで、自分は将来、子供を育てることができるんだろうか…。」という言葉。
その言葉を聞いた瞬間に、コンポストを注文して生活に取り入れ始めたそうです。
karaku compostさん自身が、たのしんでコンポストを生活に取り入れられてるようすと、コンポストの使い方をまちの人々に伝えられている姿勢が、まさに循環だと感じました。
神奈川県内の畑で種からへちまを育てて、たわしにして販売されているへちま屋さはらんさん。
一本一本手作業で加工されています。へちまたわしの使い方は、さまざま。
食器洗い、野菜洗い、掃除、体洗い、ペットのおもちゃ、せっけん置き、鉢底、トイレ掃除など…!
使い方のバリエーションはまだまだアイディア次第でたくさんありそうです。へちまたわし一本あれば、家事に大活躍!
さはらんさんからはエコの観点だけでなく、へちまへの強い愛情が伝わってきました!
青葉台に工房をもつ手ぬぐい作家のsometaeさん。
デザイン、型彫り、捺染、仕上げまで、手作業で一枚一枚制作しています。
遠くから見ても、色彩豊かで人目を引くsometaeさんのブース。
常にたくさんの方が手ぬぐいを広げて迷っている姿が印象的でした。
わたしも手ぬぐいを広げながら見ていると、一つ一つ絵柄にクスッと笑ってしまうような、
ユーモアに溢れた話を聞かせてくれました。
今回は特別に、希望の方には名入れのサービスもしていました。手ぬぐいにすっと馴染む、ゆるっとした文字で入れてくれるので、自分だけの特別な一枚になります。
イベントの終わり際、sometaeさんは鞄から数冊の絵本を取り出して「これ、娘が読んでた絵本なんですけど、循環になるかなと思ってもってきました!」と言って渡してくださいました。(スプラスの本棚に置かせていただいています!)
出店者さんたちの循環への意識や想いが素晴らしくて、わたしもとても刺激を受けました。
そして、こういった気持ちや想いはやさしくて、受け取った側も心がじんわりあたたかくなりますね。
都筑区を中心に横浜市内のイベントに出店されているHONOTOKIKIさん。
国内の製品を中心にエシカルな商品を取り扱っています。
エシカルな暮らしを心地よく続けるコツをHONOTOKIKIさんに伺ってみました。
「疲れてる時は、プラの容器に入ったおかずを買ったりするし、無理のない範囲でやることが続けることの秘訣。」と仰っていました。
環境問題の意識が出てきたのは、お子さんが生まれてからだそうです。また、部屋のインテリアにも統一感をもたせるために、セレクトする際にはデザイン性も重視しているそうです。
HONOTOKIKIさんの商品は、環境に優しいだけでなく、素材感や色味にも統一感があって、生活にもすっと馴染むようなデザインの商品が多かったです。
わたし自身も商品を選ぶ際は肌触りや色味などデザイン性にこだわりがあるので、HONOTOKIKIさんに共感する部分が多く、楽しくお話をお聞きできました。
瀬谷にあるカフェ【1tas1】から派生したセレクトショップ、yy selectshopさん。
オリジナルの洋服やバッグの製作・リメイクやリユースの提案をしています。
当日会場に並んだ商品の中には、手の込んだかわいいアイテムがたくさん。
素材として使っている布も廃棄される予定だったものを使っていたり、リサイクルを重視されているようです。
スプラスのスタッフも日傘を購入させてもらいました!
青葉台で心も体も元気になる発酵食品のごはんとドリンクを作っているルミエールさん。
スプラスではお馴染みの出店者さんです。
今回はお弁当、おむすび、惣菜を作ってきてくださいました。
発酵ソムリエ・出汁ソムリエ・薬膳マイスターの店主が作るご飯は、軽いのに満足感があって、ほっとする味です。スパムおにぎりが人気でした。
青葉台にあるお弁当、スイーツ、手工芸品などを作っている就労継続支援B型事業所「エキープカフェ」。
野菜中心の身体に優しいお弁当、材料にこだわったレモンケーキやクッキー、手工芸品などを持ってきてくださいました。普段は、オープン早々に売り切れてしまうそうです。
当日スタッフとして店頭に立ってくださったのは、障がいをお持ちの皆さん。はっきりとした大きな声で接客してくださったのが印象的でした。
石川みほさんは青葉区を中心に、寺家ふるさと村など自然に囲まれた場所でヨガを伝えています。
親子で受ける方がいたり、初めてヨガを体験する男性など、さまざまな方がヨガを体験していました!
終わったあとは、みなさん爽やかな表情をしていました。
青葉台リビングラボさんによる、「ぷかぷか浮かぶ? ぬれない紙? でふしぎなびんづくり」のワークショップ。
会場は青葉台郵便局3Fにある青葉台リビングラボさんのスペースで行われました。
小さなお子さんから、大人まで、幅広い年齢層の方が参加していて、大好評でした!
作成:石山 未帆
スプラス青葉台コミュニティビルダー
株式会社はじまり商店街
神奈川県 横浜市育ち。美大在学中、音楽とアートを融合したイベントを自主企画・主催するなどの活動を通して、場作りに関心を持ち始める。現在、スプラス青葉台でコミュニティビルダーとして活動する他、グラフィックデザイナーとして携わっている。わたしにとってのよろこびは、人と人の縁が有機的につながって、あたらしい何かが生まれること。